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  • 優良ブリーダーとパピーミルの違い

優良ブリーダーとパピーミルの違いは?

優良ブリーダーとは、 当たり前のことですが、犬の命を大切に思い、犬に愛情のあるブリーダーさんだと思います。

わかりやすいように、以下に特徴をあげてみます。
ただし日本の事情が特殊なこともあり、一生懸命ブリーディングをされている方でも、
全てが当てはまる方は少ないと思います。
これから子犬を探そうとしている方にご覧になっていただき、
是非良いブリーダーさん探しの参考にしていただければと思います。

  • 動物取り扱い番号を持っている
  • 親犬、子犬ともに健康である
  • 獣医による健康チェックをしている
  • 健康問題のある犬は治療をしている
  • 飼育環境が清潔で、頭数に対しての適切な広さがある
  • 頭数に対して十分なケアができるだけの適切な人数がいる
  • 犬のスタンダードや躾、繁殖などについて十分な知識がある
  • 遺伝性疾患に関しても十分勉強しており、必要な時には検査もしている
  • インブリーディング(近親交配)や遺伝性疾患の疑いのある親犬の交配はしていない
  • 雌犬の体を気遣い、発情のたびに交配していない為、いつでも欲しい子犬がいるわけではない
  • 繁殖能力の無くなった親犬の世話も当然している
  • 犬はブリーダーの家族やスタッフとともに、遊んだり運動したりなどのふれあう時間が毎日ある
  • チャンピオン犬を輩出したことがある
  • ドッグショーへ参加している、または参加した事がある
  • 見学することを拒まず、推奨している
  • 見学の時、特別な理由がない限り親犬をみせてもらえる(産後で免疫力が低下してる場合もある)
  • 子犬の良い点だけではなく悪い点も説明してくれる
  • 犬を迎える前も迎えた後も相談にのってくれる (子犬の犬種別特徴や食事方法、グルーミング方法等の説明も含む)
  • 犬を迎えるとき、書面での契約を交わしている
  • ワクチン接種証明書や血統書の発行をしてもらえる
  • 動物取り扱い責任者として責任があり、動物販売時に必要な説明を行っている(終生飼育することの重要性、成長するとどのぐらいの大きさになるか、人獣共通感染症などの説明)
  • 生後60日前後(社会期)のお迎えを推奨している


パピーミルとは日本語で表現すると「子犬工場」という意味です。

犬のことを物にのように扱い、お金儲けの為に乱繁殖をしている繁殖者のことを言います。 今の日本ではまだまだ多く存在しています。 目を伏せたくなる内容ですが、これからの犬社会のためにもいくつかの特徴をあげますので、ご覧ください。

  • 何種類もの犬やその時々の人気の犬種を取り扱い、その犬種を理解しないまま繁殖している
  • 犬の知識、繁殖の知識が十分にない
  • 売れるのであれば、インブリーディング(近親交配)や制限しなければ
    いけない交配(遺伝性の病気が疑われる)も行っている
  • 一人の人がケアできる頭数以上の頭数がいる
  • 清潔な環境ではない
  • 狭いスペースに押し込められている
  • 母犬の負担も考えずに、発情期がくるたびに、無理矢理交配させている
  • 病気になっても病院へ連れて行かないで、処分する
  • 安さ重視の安全ではないフードを食べさせている
  • 散歩にも連れて行かない
  • スタンダードを大きくはずれていてもお構いなし
  • 売れるのであれば、子犬の健康も気にしない (売れたあとに遺伝性の病気がでても関係ない)
  • 売り物になる子犬を選別して、ブリーダー直販サイトで売るかペットショップに卸す
  • 繁殖能力の無くなった親犬や売り物にならに子犬は処分する
  • 血統書の内容もでたらめ、ごまかす事ができてしまう



優良ブリーダーとパピーミルにつきましては、上記項目を参考に確認した上で子犬をお迎えされることを強くお勧めいたします。