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ビーグルについて


ハウンドドッグの中で最も小さく、14~15世紀頃からウサギ狩りに使われてきた。ビーグルは、13世紀ころから存在しているとされるハーリアや、ハーリアの祖先犬とされ11世紀ころから使われてきたイングリッシュ・フォックスハウンドの血を引いていると考えられており、容姿と毛色だけを見れば互いによく似ている。
名前の由来は諸説あり、フランス語やケルト語で「小さい」という意味、またフランス語で「大声を出す」という意味もあるとされている。
これとは別に、17世紀頃のアメリカにも、ビーグルと呼ばれる名前の犬がいた。この犬はバセット・ハウンドのような姿をしており、バセットよりも足が長いことで、イギリスのビーグルたちといくらか似たような外見ではあったとされる。
しかし、1860年頃にアメリカにもビーグルが輸入されるようになると、たちまち人気の犬となり、アメリカに在来していたビーグルたちの人気に取って変わってしまった。 以降、ビーグルはアメリカン・ケネル・クラブ(AKC)の登録数ランキングのベスト10入りが続くほど、人気の犬種となって現在に至る。 原産国のイギリスでも大変多くの愛好家たちがおり、ドッグショー以外にも、本来の役割である猟犬としての能力を審査する「ワーキング・セクション」というイベントが行われ、犬質の向上を図っている。
大胆ですぐれた追跡能力、スタミナと決断力を持っている。ビーグルの狩りは集団で行うスタイルの為、他の犬に対してフレンドリーで争いを好まない。

頭部はかなり長く力強い。メスは少し細い。ストップははっきりしている。鼻の色はブラックが好ましいが、毛色が明るい場合は、色素がわずかに薄いものも許容される。マズルはスニッピー(とがっていて弱々しい)ではない。
目の大きさはかなり大きく、出目であってはならない。色はダークかヘーゼル。
耳は長く、先端は丸みがあり、きめ細かい手触り。
唇は適度にたるんでいる。咬み合わせはシザーズ・バイト。

レバー以外のハウンド・カラー


原産地イギリス
標準体重雄:7~12kg 雌:7kg~12kg
標準体高雄:33cm~38㎝ 雌:33㎝~38cm