• Clumber Spaniel
  • クランバー・スパニエル

クランバー・スパニエルについて


歴史は1770年まで遡ることができるといわれているが、詳しくは分かってはいない。200年以上前にフランスで発生したという説もある。その後、ニューキャッスルの公爵によりイギリスに渡り、ノッティンガムシャー州にあるクランバー・パークのファミリー・ホームで繁殖されたとされる。バセット・ハウンドとアルパイン・スパニエルの血を引いているとされる説や、ブラッド・ハウンドのような風貌がフランス原産だという説の根拠となったと考えられる。 重量のある犬で、他のスパニエル犬種よりものんびりしている。クランバー・スパニエルの体重は1950年頃から、より重くても認められていたため、現在は体重の上限は36kgとされているが、中にはこの数字よりも重そうな個体も見られる。この犬種の愛好家は大きなサイズが後肢の弱さに繋がらないことを確認しなければならない。
冷静で勇ましく、利口である。嗅覚が優れていて、寡黙。持久力に優れていて、猟の際には粘り強く鳥を追跡する。他のスパニエルの犬種と比べるとよそよそしくみえるが、攻撃的ではなく穏やかで優しい。

頭部はスクエアで大きく、長さは中くらい。スカルの頂点は幅広い。マズルは重々しい。
目の色はダーク・アンバー。瞬膜が見えるが、過度ではない。明るい色の目は非常に好ましくない。眼瞼外反(瞼が外側にめくれた状態)ではない。
耳は大きく、形はブドウの葉のような形をしている。
咬み合わせはシザーズ・バイト。垂れた唇がよく発達している。
首は力強く、かなり長い。
ボディは重々しく、長い。あばらはよく張っている。ひばらは下がっている。
尾は、以前は慣習的に断尾されていた。断尾しない場合も被毛は豊富で、背の高さまで掲げられている。
前肢は短くまっすぐで、骨は丈夫。後肢はたいへん力強く、よく発達している。足先は大きく、丸い。

ホワイト&オレンジ

ホワイト&レモン


原産地イギリス
標準体重雄:25~34kg 雌:25kg~34kg
標準体高雄:43cm~51㎝ 雌:43㎝~51cm