• Black And Tan Coonhound
  • ブラック・アンド・タン・クーンハウンド

ブラック・アンド・タン・クーンハウンドについて


ブラック・アンド・タン・クーンハウンドはアライグマなどの獲物を追跡し、木に追い上げる習性をもつ作業犬である。
鹿、クマ、ピューマなどの大型野生動物の狩猟に使用する事のできる数少ない犬種。
1945年にアメリカ原産犬種としてアメリカン・ケネル・クラブ(AKC)に登録された比較的新しい犬種であるが実際の起源はヨーロッパにあり、古い歴史をもつ。
ブラック・アンド・タン・クーンハウンドは、11世紀のイギリス、ノルマンディ公ウィリアム1世時代に活躍したタルボット・ハウンド(長い垂れ耳の猟犬)の子孫と考えられていて、ブラッド・ハウンドの前身であるセント・ヒューバードの血を引き、さらにアイリッシュ・ケリー・ビーグル、フォックス・ハウンドなどの混血があると言われる。 アメリカに渡ってからは、アメリカを原産国とするヴァージニア・フォックス・ハウンドとも交配されたと考えられている。
外向的で友好的。シャイや凶暴な性格であってはならない。猟犬のため、名誉ある負傷から生じた傷は欠点とされない。

頭部はすっきりとしていて、スカルはオーバル(卵型)。皮膚にシワはない。鼻の色はブラック。
目の形はほぼ丸く、色はヘーゼルからダーク・ブラウン。
耳は優美なヒダを形成していて垂れており、威厳がある。付け根は目の高さかそれより下。
よく発達した垂れた唇で、ハウンド特有の外見をしている。咬み合わせはシザーズ・バイト。
四肢は骨が丈夫で筋肉質。後脚のデュークロー(狼爪)は欠点となる。

ブラック&タン


原産地アメリカ合衆国
標準体重雄:約39kg 雌:約36kg
標準体高雄:64cm~69㎝ 雌:58㎝~64cm