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German Shorthaired Pointer
ジャーマン・ショートヘアード・ポインター

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターについて

起源は17世紀頃、古来からいるスパニッシュ・ポインターと、ドイツの猟師が使っていた嗅覚獣猟犬であるハノーバー・ハウンドとの交配によって作出された犬。　1800年代初頭に「ネロ」と「トレフ」という2匹のドイチュ・クルツハールス（この犬種の以前の呼び名で”ドイツの短い髪”という意味）がジャーマン・ダービーという、猟犬の能力を競う競技のポインティング部門で頭角を現し、彼らの血統が現在のジャーマン・ショートヘアード・ポインターの基礎を築くことになる。この犬を基礎犬として作出が進められ、ポインティング能力(獲物を指し示す能力)、回収能力、追跡能力、獲物をしとめる能力を併せ持った猟犬として、1800年代後半に完成したのが、現在のジャーマンショートヘアードポインターである。

堅実で信頼できる。気質は抑制的で感受性が強い。神経質ではなく、シャイでもない。攻撃的でもない。家族には愛情深く接する。

スカルはわずかに丸みを帯びていて、適度な幅がある。鼻はやや突出していて、色は基本的にはブラウン。毛色がブラックやブラック・ローンの犬に対してはブラック。
目の大きさは中くらいで、色はダーク・ブラウンが良いとされる。
耳は幅広で平ら。適度な長さで付け根は高い位置に付く。
唇は引き締まっていて、色素沈着は濃い。咬み合わせはシザーズ・バイト。
首は筋肉質で、長さは外貌と調和している。
背から腰にかけては、よく引き締まっていて、ぴんと張っている。
尾は狩猟目的のため、中間点で断尾する。断尾しない場合は長さはホックに達する程度の長さで、まっすぐかサーベル状に保たれる。