• King Charles Spaniel
  • キング・チャールズ・スパニエル

キング・チャールズ・スパニエルのスタンダードについて


17世紀イギリスのチャールズ1世やチャールズ2世に溺愛されたことから、この時代に出現した犬種と言われているが、それより100年は遡ることができるといわれている。
フランスの胴長のスパニエルが祖先とされていて、それもブレンハイム(白と茶と毛色)と考えられる。
口吻が短いことからアジア犬(パグや狆)の混血だという説もあるが、これが事実だとしても後世になってからだと推測される。
17世紀や18世紀に描かれた絵画では長い口吻をしている。
多くの王に愛されたが特にチャールズ1世は熱愛し、「チャールズの犬から通行税を取ってはならない」という政令を発したほどであるとされる。
明るく理解力があり、愛情深い。控えめな性格。

頭部は体の割りに大きく、スカルはドーム状をしている。ストップははっきりとしている。鼻の色はブラックで、短い。
マズルはスクエアで、厚みがあり幅広い。十分にターン・アップ(下顎がしゃくれ上がっている)している。
目は大変大きく、色はダーク。広く離れて付いている。
耳はたいへん長く、十分な飾り毛がある。
咬み合わせはわずかにアンダーショット。舌がでているのは極めて好ましくない。
胸は幅広く水平で、背は短く水平。
尾はボディ全体とのバランスが取れている。

ブラック&タン

ルビー

ブレンハイム

トライカラー


原産地イギリス
標準体重雄 3.6kg~6.3kg 雌:3.6kg~6.3kg
標準体高雄:26㎝~31㎝ 雌:26㎝~31㎝