優良ブリーダーの子犬販売

Schipperke
スキッパーキ

スキッパーキのスタンダードについて

起源は17世紀に遡り、フランドル地方の方言では「小さな羊飼い」という意味がある。スキッパーキの祖先はベルジアン・シェパード・ドッグと共通で、ルーベルナールと呼ばれた黒色でやや小型の古い牧羊犬種と考えられている。
モグラやネズミ捕りに活躍したスキッパーキは、ブリュッセルの市民や靴職人に特に人気があった。職人たちは靴作りの真鍮や皮革などを使い凝った首輪を作っては、犬にその首輪をつけて競技に参加し、腕前やセンスを披露していた。
スキッパーキはベルギーの王妃に見初められたことを機に流行し、1887年にはイギリスやアメリカにも紹介される。1888年に設立されたベルギー最古のブリード・クラブによって、最初のスタンダードが作成されたとされる。

優れた小型犬のガード・ドッグである。用心深く、知らない人に対してはよそよそしい。とても活動的で、せわしなく、機敏で疲れ知らずな一面をもつ。ネズミやモグラなどを狩っていたこともあり、好奇心旺盛。

体つきはたいへんしっかりしている。ボディはバランスが取れており、短くいくぶん幅広で、ずんぐりしているが、四肢はすっきりとしている。特徴的な被毛により独特の外貌をしている。
頭部はくさび形であるが長すぎない。前頭部はかなり幅広い。鼻は小さくて色はブラック。
目は小さく、ダーク・ブラウン。アーモンド形。目縁は黒い。
耳はとても小さくてとがっており、三角形で直立している。
咬み合わせはシザーズ・バイトだが、レベル・バイトも許容される。
首には豊かな被毛であるラフがしっかりと生えているため太く見える。
尻の後部はほどよく丸みをおびていて「モルモットの尻」と呼ばれる。
尾は無尾。断尾をしなかった場合は長くて付け根は太い。
大腿は長く、実際より幅広く見える。デュークロー(狼爪)は好ましくない。
非常に神経質なものや、攻撃的なもの、過度にシャイなものは失格となる。