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ニューファンドランドのスタンダードについて


ニューファンドランド島名がそのまま犬種名となっている。 この犬種の由来は、正確には不詳であるが、ニューファンドランド島近海は世界有数の魚礁で、旧イギリス領だったため船の往来によって複数のヨーロッパ犬種が移入され、この島の土着犬やバイキングの犬との混血によって現在のニューファンドランド犬が形成されたと考えられている。 水中作業を得意としたポーチュギース・ウォータードッグ、グレート・ピレニーズなど、移入犬種が関与したという事は明らかだが、ニューファンドランド島在来の犬の本質と習性は失っていないといわれている。こうした特徴が地上で重荷を引き、また水難救助犬として仕えた。ニューファンドランドは18世紀前後にイギリスに渡り計画繁殖され、現在では原産地の犬ですら、イギリス血統のものが主流。
とても慈悲深い表情で、温厚。甘えん坊で人間が大好きなため、来客にも懐いてしまい、番犬は務まらないといえる。 いくぶん依存心が強い傾向があるので、愛情とともに自信を与えてあげるようにしたい。

がっしりしていて、頑丈なボディ。十分に筋肉があり、調和のとれた歩様である。
スカルは幅広く、頭頂はわずかにアーチしている。鼻は、毛色がブラックもしくはホワイト&ブラックの場合はブラックで、毛色がブラウンの場合はブラウン。
目は小さく、適度に深い位置に付いている。瞬膜は見えない。色はブラックもしくはホワイト&ブラックの場合はダーク・ブラウン。毛色がブラウンの場合は明るい色が好ましい。
唇は柔らかい。咬み合わせはシザーズ・バイトもしくはレベル・バイト。
ボディは全体的にがっしりと頑丈である。
前脚はまっすぐで平行。後足にデュークロー(狼爪)がある場合は取り除く。
尾は泳いでいるときに舵の役割を担うので根元は丈夫で幅広くなっている。

ブラック

ブラウン

ホワイト&ブラック(ランドシーア)


トリミングやハサミでカットすることは好ましくないとされている。


原産地カナダ
標準体重雄 約68kg 雌:約54kg
標準体高雄:約71㎝ 雌:約66cm