日本でもテレビ番組やCMにたびたび登場し、知名度の高いのがウェルシュコーギー・ペンブローク。 ウェールズのペンブロークシャーにいたことで、その名がついたが、いつからそこにいたのかは実ははっきりとしていないといわれている。 有力な説として、1107年頃、当時のヘンリー1世が招致したチャネル諸島の職人が連れて来たとされている。さらにその祖先はバイキングが連れていた北欧のスウェーディッシュ・ヴァルファントとも言われている。スウェーディッシュ・ヴァルファントは、コーギーと同じような短足胴長であり、チャネル諸島にはバイキングがたびたび訪れていた経緯があるため、ペンブロークの成立に深いかかわりがあると考えられている。 初期のペンブロークは牛追いの牧畜犬として、土着のスピッツなどと交配して改良されていた。その後、ヘンリー2世のペットとなってからは、繁殖家の手によって改良が進み、現在のペンブロークに近い形になったといわれている。。2種類のコーギー(ペンブローク＆カーディガン)とイギリス王室の関わりは深く、現在の女王エリザベス2世もペンブロークを大変可愛がっている。 女王陛下の愛犬としてイギリスほか、世界で人気を博したペンブロークだが、現在のイギリス国内では、絶滅の危機にあるとされている。コーギーはもともと尻尾がある犬で、ペンブロークは生後間もなく断尾をおこなうが、動物愛護精神の高いイギリス国民は近年これを受け入れられず、ペンブロークの繁殖をやめてしまった繁殖者が増えているというのが理由。

大胆で、働き者。外向的な性格で、友好的。シャイや攻撃的でもない。

レッド

フォーン

ブラック＆タン
ブラックとタンの2色で構成された毛色

セーブル
定番のカラーで、基本の色に黒い毛が入る毛色。様々な種類があり、薄いゴールドがベースとなるピュアセーブルとマホガニー(赤褐色に近い栗色)がベースとなるヘテロセーブルがある。