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フレンチブルドッグのスタンダードについて


すべてのマスティフタイプの犬同様、モロシア犬に由来。19世紀の半ば、イギリスのレース職人たちがフランスに集団移住した際、小型のブルドッグたちを一緒にフランスに持ち込みました。
そしてフランスでもその愛らしい小型のブルドッグたちは、たくさんの人々を魅了し、パリで大流行することになります。
フランスのブリーダーたちはこの犬に「ブルドッグ・フランセ(フレンチ・ブルドッグ)」という名前を付け、19世紀も終わりになると、フレンチブルドッグは、上流社会や芸術家の世界にも受け入れられ、急速に広まっていきました。ちょうどその頃、フランスに来ていたアメリカ人が、何頭かをアメリカへ連れて帰り、熱心に繁殖を始めました。そして1898年、優雅なフレンチ・ブルドッグだけのショーが開催され、観衆を魅了します。
上流社会でのフレンチ・ブルドッグの人気は急上昇し、アメリカで人気ナンバーワンのショードッグに輝くことになりました。
そして現在も多くの人々を魅了し続けています。
フレンチブルドッグは人と遊んだり、家族を喜ばせたりするのが大好きで、 飼い主に抱かれたり、寄り添ってうたた寝したりすることに幸せを感じます。
人懐こく、愛情豊かな明るい性格の持ち主です。
フレンチブルドッグは、低く重心を落とした体型、 幅の広い胴体、大きな骨、発達した筋肉、大きく四角い頭部で 全体的にプロポーションは短く、コンパクトである。 被毛はなめらかであり、頭部から肩の周辺にしわがある。 また、ピンと立ったコウモリ耳、自然に短い尾も特徴です。

ブリンドル

褐色、黒などの混じった色。 地色によりダーク(暗色)な差し毛のあるもの。 またブリンドルの中でも明るい差し毛はっきりと 入っているものを「タイガーブリンドル」とよぶ。


クリーム

薄くて明るい黄褐色。クリーム色の単色。


フォーン

クリームよりも濃い茶系の色。 ライトブラウンからレッドまで、濃淡はいろいろ。


パイド

白をベースにブリンドルやフォーンが部分的に 入ったタイプ。 模様の入り方がいろいろ。 白にフォーンが入るタイプは「ハニーパイド」 と呼ばれる。
原産地フランス
標準体重雄 11kg~13kg 雌 8kg~12kg
標準体高雄28cm~33cm 雌28cm~33cm