• Standerd Schnauzer
  • スタンダード・シュナウザー

スタンダード・シュナウザーのスタンダードについて


シュナウザーとは、ドイツ語で「ひげ」を意味する。14世紀ごろの南ドイツが原産といわれている。かつては「ピンシャー」と呼ばれ、農場犬として活躍した頑丈なローカル犬。 ネズミやイタチなどの駆除、輸送時の家畜の誘導、小さな荷車を引くなど、使役犬として様々な場で活躍してきた。
その後、1879年にドイツで行われた「インターナショナル・ドッグショー」で「ワイヤー・ヘアード・ピンシャー」として初めて出陳。ショーで勝った犬の名前が「シュナウザー」だったことが犬種名の由来である。
スタンダードシュナウザーは、その賢さと警戒心の強さ、主人に対する忠実さを買われて、第一次世界大戦では伝令犬や救護犬として情報伝達の役割を与えられていたほど優秀な一面がある。
1895年にドイツにおいてピンシャー・シュナウザー・クラブが設立された際に、この犬種は「ラフ・ヘアード・ピンシャー」の名前で加えられた。
明るく懐きやすいミニチュアシュナウザーと比べ、番犬気質が残る。活発かつ平静さを兼ね備えている。主人に対しては献身的で遊び好き。子供が好きで、素直で用心深いが、うるさくはない。利口で訓練能力が高く、恐れ知らず。天候や病気に対して抵抗力がある。

中くらいの大きさで、頑丈。華奢ではなくがっしりしている。粗毛。
スカルは頑丈で長い。ストップは眉によってはっきりと目立っている。鼻の色はブラック。マズルの先端は鈍いくさび形である。
目は中くらいの大きさで、オーバル(卵型)。色はダーク。
耳は垂れ耳で付け根は高く付く。両耳の折れ目は同一平面上にあって、頭頂を超えてはならない。
唇の色はbラックで、咬み合わせはシザーズ・バイト。頬の筋肉は力強く発達しているが、顎ひげとともに頭部の長方形を損なってはいけない。
背は頑丈で、短く、腰も短く頑丈である。ラストリブ(最終肋骨)から尻までの距離は短く、外観をコンパクトに見せている。
尾はサーベル状もしくは鎌状に保持するのが好ましい。
前脚は前から見ると頑丈でまっすぐ。指趾(前後肢の指)は短く、ネコ足。爪は短く、色はブラック。
オーバー・ショットやアンダー・ショットの咬み合わせは失格となる。

ブラック

ソルト&ペッパー


原産地ドイツ
標準体重雄:14~20kg 雌:14kg~20kg
標準体高雄:45cm~50㎝ 雌:45cm~50cm